水上温泉で山の幸を味わう 蛍雪の宿 尚文(2009年10月) その2
水上温泉で山の幸を味わう 蛍雪の宿 尚文(2009年10月)その1の続きをお送りします。
蛍雪の宿 尚文-部屋
尚文さんには7つの客室があります。露天付きはそのうち4部屋(内1部屋は温泉ではないそうです)。今回は露天風呂付客室の『あけび』に宿泊しました。
10畳の和室と次の間の間取りで、畳が香る素朴な造りの和室です。谷川岳の玄関口だけあって気温が低いからかエアコン・ヒーターが2台ずつ完備されていて暖房設備は十分。テーブルは掘りごたつになっいて下の床も温められていました。雪見風呂が出来る季節でも暖かく過ごせそうです。
たぶんテレビが見やすいようにだと思いますが、横一列に座る配置を見て、昔、地元のファミレスに溜まっていたヤンキーカポーが対面ではなく横一列座りしてスパゲティを食べてたな…ということを思い出した。(子供心にちょう衝撃的でした)
ルームキーのタグが切り株ぽい形だったり、灰皿がミニ火鉢だったりとかわいすぎる。
お茶菓子に山菜佃煮と仙ノ倉万太郎というお饅頭がありましたが、この仙ノ倉万太郎が非常においしい!!
ただの黒糖饅頭とあなどるなかれ、もっちもちの食感がやみつきになるのです。20:00までに宿の方に予約のお願いをすると、翌朝出来立てを購入出来る(饅頭工場から送られて来るそうです)との事なので、自分へのお土産用に8個入りを一箱注文しました。でも、正直足りなかった!!帰宅して2日で無くなっちゃったですよ…。
写真だと分かりづらいですが*1、実はこれ50インチテレビです。こんな大きいテレビが置いてある宿初めて…!地デジ化の波は水上温泉にもやって来ていた。
襖を開けると寝室です。布団はチェックインからチェックアウトまで敷かれていて、いつでも横になれます。寝室にもテレビがあって寝ころんで見てると疲れからかすぐに眠くなってしまうー。
足元の方にお風呂がありますが、障子を閉めると目隠しできて、この造りが何気にありがたい。部屋付きの露天風呂は脱衣は部屋でという事が結構あるので花も恥じらう乙女には辛いといつも思っていたのです。(花も恥じらう年頃について具体的に定義されていないのをいいことに自分も含める。反論は認めない)
マッサージチェアまであります。全身マッサージが出来るので、リクライニングを倒してテレビ見ながら堪能してると睡魔が襲ってきます。温泉で温まった体にマッサージ…気持ちよすぎる!!家にも欲しいけど高そう。
マッサージチェアの向かいには水屋。電気ポットにはお湯が沸いた状態で入っていました。ポット左隣の魔法瓶の中は冷たいお水です。
お茶が緑茶とげんまい茶があるのですが、2種類の湯のみと2つの急須がありました。複数種類お茶葉の用意がある宿でも急須は1つで、水ですすいで併用とかなので、2種類あると助かります。細かい気配りを感じる!
蛍雪の宿 尚文-部屋2
洗面所は造り自体ごく普通ですが、水アカや黒ずみもなく、清潔感にあふれていました。蛇口もピカピカに磨かれている!
アメニティは基本ラインが揃えられています。化粧水は売店で販売していました。
ところで、トイレの写真を撮り忘れてしまいました…。便器愛好家でありませんが、トイレの写真がないのはなんとなく片手落ちの気分。以降撮り忘れることのないようにしなきゃ…需要がどのくらいあるかは分かりませんが!
蛍雪の宿 尚文-部屋付露天風呂
部屋付きの露天風呂は天井と囲いがあって半露天な感じです。入浴時の眺めはあまり良くはありません。お湯はなめらかで温度も微妙にぬるいぐらいで気持ちがいいです。ついつい長湯をしてしまいそうになります。
お風呂で立ち上がると2階の一部が見えますが(右の写真)、しっかり目隠しがされているので心配ありません。女子としては見える・見えない問題は敏感です。まぁ実は最近チラリ見られるぐらいじゃあ何にも動じないとか思ってるんですけど、そこは開き直ったらいけないところらしいので一応気にしてみる。
露天風呂のあるウッドデッキには下駄が置かれていて、そこからお部屋専用の庭に出る事が出来ます。青々としたもみじの葉が生茂っているので、紅葉したら最高に綺麗なんだろうなぁ。
ウッドデッキから庭を見ながら寛げます。湯ざましにちょうどいい。
水上温泉は豪雪地帯のため、解放感のある露天風呂を作るのはなかなか難しいようです。強度など考えないとだめなんでしょうね。
さて、あとは食事と貸切風呂の紹介が残っていますが、長くなってしまったので次回にお送りします。夕食…すごかった!!
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*1:対比物を並べて撮ればよかった…