桜と子供溢れる ふなばしアンデルセン公園(2010年4月)
三寒四温どころか六寒一温ぐらいな日々が続いていた2010年4月の東京ですが、ようやく本当に春めいた日々がやってきました。チラリと春の片鱗をみせつつ寒風を吹きつけるとは春の女神ってなんてどS!と悪態をついてましたが急に暖かくなられるとそれはそれで困るものです。春物用意してないんですけど…。
とはいえやっぱり春の陽気は人を「出かけなきゃ」という気分にさせるので、気温の不安定さから見送りに見送ってきた桜見物に行ってきました。行き先は千葉県は船橋市にあるふなばしアンデルセン公園です。
都内からふなばしアンデルセン公園までは車で1時間30分ほど。休日と行楽日和で込み合う首都高から京葉道路を通るルートで向かいます。
駐車場も込み合ってましたが係りの方が手際良く誘導してくれるのでウロウロ待たされることもなくすんなり駐車できました。公園ではお花見だけでなくアスレチックや体験工房もあるので親子連れに大人気の様子。
メルヘンの丘
入園ゲートをくぐると花に囲まれた噴水が目に飛び込んできます。エリアの1つであるメルヘンの丘です。一瞬メンヘルの丘に見えてゴシゴシした。
メルヘンの丘は1800年代のデンマークの田園地帯を再現しているそうです。アンデルセン=デンマーク(出身地)なのでデンマークの風景を再現という所までは分かるとして、船橋市とデンマークの関係ってなんだろう…姉妹都市とか?
かなり本格的な風車です。実際にデンマークの職人さんを招いて作ったものらしく、内部には風車の歴史や設計図が飾られています。風車の回りは芝生になっていて、レジャーシートを広げて寛いだりお弁当を食べたりする人々で賑わっていました。
見上げるほどの大きさ。ドン・キホーテはこれの何十倍もの大きさの風車に立ち向かったんだと思うと胸熱だね…
太陽の橋〜桜見物へ
メルヘンの丘を後にして桜見物へと行きましょう!
桜の木々が立ち並んでいるのはアスレチック施設やイベントスペースがあるワンパク王国エリアになります。子供がたくさん走り回っている賑やかなエリアですねー
枝には案外ギッシリと花が付いていました。もっと散ってるかと思ってたので嬉しい。
手漕ぎボートにはカップルではなく親子の方々の姿が。そう、休日のアンデルセン公園はファミリックムードでカップルにはなんとなくアウェーな雰囲気なの…
太陽の橋を渡っているあたりから雲がだんだん出てきて、この頃には曇り空になってしまいました。せっかく満開の桜なので青空が恋しかった。
ワンパク王国の芝生の広場ではテントを張りそこをベースに遊びに興じる家族がたくさんいました。近くに売店もいくつかあるので飲み食いには困らない。家族が思い思いのスタイルで満喫することが出来るのですねー。
花のキノコオブジェの写真を撮っていると、子供がタタターッと駆け寄ってきてキノコにタッチしました。
子供A「あッやられたっくそう」
子供B「フハハーこれでライフ回復だぜぇ!」(配管工兄弟の1UPキノコ用途だったらしい)
子供A「(キノコを指差し)もうそれ使えないかんなー」
子供B「わかってるよ!それそれッ」
子供A「うわッ不意打ちヤメロヨー」
子供B「フハハー」
フハハー自重
楽しみいっぱいアンデルセン公園
子供喜ぶ設備たくさんのふなばしアンデルセン公園はどこへ行っても子供の笑顔であふれています!*1
小動物と触れ合えるエリアをウロウロしていると、囲いがされているスペースに唐突にヤギが放牧されました。意味ありげな段々があるので何か芸でもやるのかと思ってしばらく見守っていましたが、のんびりモグモグしているだけだった…
園内にはサイクリングロードもあって、有料貸出の複数人乗り自転車で走ることが出来ます。自転車は4人乗りと2人乗りから選びます。
短めのコースの往復なので共同作業をちょろっと楽しむ程度ですね。もうちょっと散策路ぽいコースがあってもいいと思う。
ガラス工芸などの創作体験ができる子ども美術館は美術館というより体験工房という感じ。展示スペースもありますがそちらは閑散としたもので大多数の人は体験エリアに集まっていました。
ところでこれが何なのかずっと気になっています。人が乗るような感じもするしクレーン?それともただのオブジェ?用途がわからず。
アンデルセン公園には桜だけでなくスイセンやチューリップなども咲いていました。色々なイベントも行っているようなので花見物以外の楽しみもありますね!
■ふなばしアンデルセン公園
住所:〒274-0054 千葉県船橋市金堀町525番
TEL:047-457-6627
*1:家庭的アピール